2019年7月1日月曜日

1.5.0リリース

2019/7/01 1.5.0がリリースされました。このバージョンではバグ修正に加え、天気予報機能がベータ機能として提供されました。また位置情報の設定支援機能の実装、若干のUIデザインの更新が行われています。




1. 天気予報機能

各ポイントの到着予定時間の天気予報を一覧で表示する機能が追加されました。


ブルベでは最低200kmの距離を13.5時間の時間をかけて移動します。そのためある一つの地点の天気予報をもって行程全体の天気状況を把握することはできません。ブルマネは計算される予想到着時間とポイントの位置情報から各ポイントの該当する天気予報を取得し一覧表示します。天気予報画面は計画画面、実行画面から表示することが可能です。

詳細は「天気予報」のページを御覧ください。




2. ポイントの位置情報の設定支援

ポイントの位置情報の設定機能が強化されました。ルートのトラックファイルをロードしておけば、ポイントの距離位置から、近隣位置が予め表示されるようになり、位置設定が簡単になりました。


今までは位置情報を設定する際、まずは現在位置が表示され、そこからポイントの位置までスクロールをしなければなりませんでした。バージョン1.5ではポイントの距離位置から、大凡の場所を特定し、予めその場所を表示する動作となっています。

この例ではPC1の設定距離は30.0km。ルート上の30.0kmの位置が予め地図の中心位置として表示されてます。大きく画面をスクロールする手間が省けます。

天気予報機能を使うためには、ポイントの位置情報の設定が必要になりますが、この機能強化で位置設定がとても簡単に行なえます。


3. 0分滞在時の到着時間計算ロジック変更

ブルマネには「走行時間の切り上げ単位」という設定があり、到着時間はここで設定された時間で切り上げられます。例えば「切り上げ時間が5分」で設定されていると、到着時間が42分と計算されるような場合、切り上げられて45分と、5分単位の到着時間が算出されるようになります。
滞在時間を0分と指定する事で、そのポイントへの到着時間の時間切り上げをキャンセルし、1分単位で計算するようにロジックを修正しました、

これは到着の自動検知機能を使って、特定ポイントの通過時間のみを自動記録したい時に有効です。自動記録するためには、そのためのポイントを作成する必要がありますが、その到着時間の計算毎に、切り上げ単位分の誤差がフィニッシュ時間に加算されてしまいます。そのようなポイントについては滞在時間0分と指定する事で、この切り上げ単位がキャンセルされ、1分単位で到着時間が計算され、トータルの走行時間の見積もりへのノイズを低減する事が可能です。


4. 自動到着のON/OFF設定UIの変更

今までの画面デザインでは、ポイントへ位置情報が付与されているだけなのか、それとも到着の自動検知もONになっているのか、という識別が困難でした。バージョン1.5では自動到着ON/OFFの設定を別項目として設けました。

マーカーがグレー : ポイントの位置情報が設定されていない

マーカーが緑 : 位置情報は設定されている
自動検知がON : 自動で到着が検知される

マーカーが緑 : 位置情報は設定されている
自動検知がOFF : 到着が自動検知が行われない

マーカーが緑 : 位置情報は設定されている
到着情報領域が緑に点滅 : 自動検知中
自動検知のSTOPボタン表示 :自動検知中で、それを停止させるためのボタン



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