便利な機能 - 計画実行/結果

基本的な使い方で記載された機能以外にも、多くの便利な機能があります。このページでは計画の実行、及び結果の振り返りに関わる便利な機能を紹介します。



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1. 計画の実行に関する便利な機能

計画実行時に利用できる機能や設定について説明します。

1.1. 到着の自動検知

ポイントのGPS位置情報がセットされている場合、到着の自動検知機能が使えます。登録されたGPS地点まで一定距離まで近づくと到着と判断し、自動で到着打刻を行います。

計画画面です。GPS情報がセットされているとGPSアイコンが緑で表示されます。この状態の時に「到着の自動検知」のスイッチが表示されます。


自動検知がONになっていると、前のポイントを出発したタイミングで到着の自動検知が自動で開始します。到着の自動検知機能を使いたくない場合は、OFFにすることができます。この場合、到着時は手動で打刻操作を行う必要があります。


実行画面です。到着の自動検知がONになっているため、スタートポイントを出発したタイミングでPC1の到着の自動検知が開始されました。自動検知が動作している事をしめす緑色の背景が到着エリアで点滅します。


動作中の自動検知を停止する事が可能です。同様に自動検知の再開や、手動での打刻操作も可能です。停止する場合は「STOP」ボタンをタップしてください。

ポイントのGPS地点まで一定距離以下になると自動で到着打刻が行われます。検知の判定距離は設定画面で指定可能で75mか150mです。デフォルトでは75mです。

到着の自動検知により打刻されると、直ぐに出発の自動検知が動作します。よってすべてのポイントにGPS位置情報をセットしておけば、計画の実行さえすれば、フィニッシュ地点まで、フルオートで打刻が行われます。

地理的条件によりGPS情報が取得できないと自動検知が正しく動作しない事があります。適当なタイミングで状態を確認し、期待した打刻が行われているか確認してください。


< 自動検知の電池消費について >

自動検知は現在地のGPS情報を元に行うため電力を消費します。消費する電力は出発の自動検知で一般的なGPSアプリ程度、到着の自動検知ではそれより低い電力で動作します。

出発の自動検知が動作している時間は、PC滞在時間とみなす事ができます。数十分程度の滞在であれば影響は小さいですが、仮眠や宿泊を行うような数時間の及ぶ場合、一旦自動検知を停止し、走行を開始するタイミングで再度自動検知を再開するほうが、電池への影響を抑える事ができます

到着の自動検知に関しては、動作している時間はポイント間の距離に依存し、数時間に及びます。スタートからフィニッシュまでフルオートで打刻させる場合、ブルベの走行中、ずっと検知機能が動作していることになります。そのため到着の自動検知を動作させるためには電池残量を意識する必要があります。

同時に動作させるアプリも考慮し、フルオートで打刻させる場合には追加充電するための装備を用意することをお勧めします。


1.2. ロック画面への通知

出発、到着、いずれの場合でも、自動検知が動作すると通知が行われます。ロック画面にも通知が表示されるので、アプリ画面を開かなくても自動検知が動作している事を確認することができます。



1.3. 入力値の修正

到着/出発時刻の記録は、記録ボタンをタップするだけのシンプルな操作を主としてますが、打刻タイミングがずれたときや、忘れてしまった場合でも、後から記録、修正ができます。

記録された時刻は青いリンクテキストとして表示されます。このリンクテキストをタップする事で入力時刻の修正が行えます。


タップすると時刻修正が行えます。修正だけでなく時刻の削除の行えます。


修正可能は時刻の範囲は、前後の入力値の範囲内になります。例えばあるポイントの出発時刻は、そのポイントの到着時刻以降、次のポイントの到着時刻以前の範囲になります。


1.4. 現在地の状況を表示する

計画にはない任意の地点での便宜的に状況を確認することもできます。ここでは計画にない55km地点での進捗状況を確認すます。画面上部の時刻の右側にあるクエスチョンマークのついたピンアイコンのボタンをタップします。


トラックファイルがロードされていればGPS情報から現在地の地点距離が算出されます。ロードされていない場合は手動で地点距離を入力します。55km地点での計画到着時刻とClose時刻が計算され、計画との差異が表示されます。計画到着時刻は前後のポイントの実績時刻や計画速度から算出されます。


Close時刻が気になる場合や、計画外の場所での休憩時に、計画との差異を確認する事ができます。


1.5. 表示する時間差

デフォルトでは「計画時刻と実績時刻の時間差」を先行/遅れという表現で表示します。この時間の表示を「Close時刻までの猶予時間」に変更する事ができます。

画面上部には最後に打刻された場所での計画比を、各ポイント情報では計画時刻と実績時刻との時間差が表示されています。


メニューを表示し「表示する時間差」をタップします。


2種類ある表示方法から「Closeまでの時間差を表示する」を選びます。


計画比の表示から、Close時刻までの猶予時間の表示にかわりました。Close時間まで時間がある場合は「猶予」と表現され、過ぎている場合は「超過」と表現されます。


計画比の時間差はポイントの到着/出発、両方に対して計算されますが、Closeまでの猶予時間は到着時刻にたいしてのみ算出されます。Close時間を意識した走行をする場合に有効な表示方法です。計画を実行した直後、どちらの時間差を表示するかは設定画面で指定する事ができます。


1.6. ポイント結果だけを画像として出力

ブルベ中に実行状況をSNS等に公開したいとき等には、ポイント結果だけを画僧として出力する機能が便利です。これはポイント情報の部分だけのスクリーンショットを撮る機能です。ポイント情報ビュー右上のスクリーンショットボタンをタップします。


ポイント情報部分のみのスクリーンショットが作成され、写真アプリ等で見ることができます。


写真アプリ等から共有機能を利用してSNSアプリに送る事ができます。


1.7. 天気予報

ブルベ中にも天気予報機能を利用する事ができ、その時点の天気予報を取得する事ができます。天気予報機能の説明については天気予報のページを御覧ください。



2. 結果の振り返りに関する便利な機能

結果画面で表示される内容はほぼ実行画面と同様です。加えてレポート作成に便利な画像出力機能があります。

2.1. 結果の編集

計画画面で計策された内容、実行画面で入力された時刻を最終結果として表示するのがこの画面のメインの機能になりますが、一部の項目はここで編集可能です。メニューから「結果の編集」をタップすると、編集可能な項目は青いリンク文字で表示されます。


編集可能な項目は以下のものです。
  • タイトル
  • アイコン画像
  • 各ポイントの到着時刻
  • 各ポイントの出発時刻
到着時刻と出発時刻は編集は「もしこの時刻に出発できていたら、どうなっていただろう?」というような考察をする際に有効です。ただし実行時に入力されたオリジナルの値を上書きする操作であり、一度上書きするとオリジナルの時刻は復元できません。編集を行う際には結果ファイル自体をコピーして行うのをお勧めします。

2.2. その他

表示する時間差、画像としてエクスポートする機能は計画画面、実行画面と同じ方法で利用する事がでいます。ポイント情報のスクリーンショットも実行画面と同様に取得する事ができます。



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