ロック画面用の計画画像

Version2.5に、スマートフォンのロック画面用の計画内容の画像を生成する機能が追加されました。ロック画面に計画の内容を表示することで、各ポイントの到着計画時刻やClose時刻を素早く確認することができます。

ロックを解除し、ブルベマネージャーを表示するような手間も無く、ちょっとした停車時間の合間にもClose時刻を確認することができます。

1. ロック画面用のイメージを生成する
2. 設定アプリでロック画面に設定する
3. イメージの設定と運用

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1. ロック画面用のイメージを生成する

計画を表示し、右上のメニューボタンをタップし、メニューを表示します。Version2.5から「ロック画面用のイメージ生成」というメニューが追加されました。このメニューをタップします。

イメージ生成画面が表示されます。

画面下部に生成に関するボタンが配置されています。右下のキャプチャボタンをタップします。保存に成功すると、その旨のダイアログが表示されます。

ブルベマネージャー上の操作は以上になります。写真管理アプリなどでスマートフォン上の画像を確認すると、新たな画像が追加されていることを確認します。iPhoneの場合、写真アプリを起動すると、先程生成した画像が追加されているのがわかります。

実際に生成された画像は、計画のポイント一覧に、上下左右に黒の余白が追加されたものになります。特に上部、下部には大きな余白が付与されています。

これはロック画像の設定で、計画部分を画面の適切な位置に移動するために必要な余白です。

2. 設定アプリでロック画面に設定する

次に生成した画像をスマートフォンのロック画面に設定します。これはブルベマネージャーの操作ではなく、スマートフォンの設定アプリから行います。

iPhoneの場合、設定アプリから
　　[壁紙]→[壁紙を選択]→[すべての写真]
から生成された画像を選択します。このメニューの流れはiOS15の場合です。

Androidの場合、設定アプリから
　　[壁紙とスタイル]→[壁紙の変更]→[マイフォト]→[Pictures]
から生成された画像を選択します。このメニューの流れはandroid12の場合です。

壁紙の設定に関わる操作は、OSの種類、バージョンにより異なります。上記の方法と手順が異なる場合、適宜その手順をお調べください。以下の説明はiOSを用いて記述します。

画像を選択すると、ロック画面のシュミレーション画面が表示されます。

生成した画像が画面下部に一部だけ表示されます。これは生成された画像が、画面サイズより大きいため、このような状態となります。画面サイズより大きい画像は、その画像のどの部分を画面に表示させるかを、このシミュレーション画面で設定できます。

ロック画面の構造はOSの種類やバージョンにより異なります。計画のどの部分を、ロック画面のどの部分に表示したいかは、ロック画面や計画の構成により様々です。そのためブルベマネージャーでは余白を大きくもった画像を出力し、シュミレーション画面で位置調整を行えるようにしてあります。

ロック画面の空白領域に計画内容が表示されるよう、スワイプやピンチで画像の位置、大きさ調整をします。

ちょうどよい大きさ、場所が決まったら「決定」をタップし画像を設定します。OSの種類にもよりますがホーム画面の壁紙としてしまうと見にくくなるため、ロック画面のみに設定することをおすすめします。

3. イメージの設定と運用

長距離のブルベやポイント数が多い計画の場合、画面からポイント情報がはみ出したり、ロック画面の他の表示内容と重複して、情報が見れなくなってしまいます。

イメージの生成では、どのポイントを含むか設定できます。

キャプチャボタンの隣にある「設定」ボタンをタップします。

この画面で「すべてのポイントを含める」か「選択範囲のポイントを含める」かの設定が行えます。選択範囲を指定する場合は、その開始ポイントと終了ポイントを指定します。少なくとも１つのポイントを選択範囲とする必要があります。

ここではスタートから７つのポイントを含む設定としました。

このくらいの数であれば画面からはみ出すこと無く、すべてが画面内に表示されます。このような手順で、計画内容や画面サイズに応じて、どのポイントを画像にするかを設定できます。

長距離や複数日に及ぶブルベの場合、あらかじめ区切りの良いポイントで分割し、複数枚の画像で全体を保存しておき、そのポイントでロック画面の画像を置き換える運用をすることで、すべての情報をロック画面で確認できる事ができます。