ウェイポイントの読み込みと利用

 Version2.4からウェイポイントの読み込みと表示が行えるようになりました。コース周辺の立ち寄り地点候補をウェイポイントのGPXファイルとすることで、休憩地点、補給地点の計画に役立ちます。


赤のマーカーが計画にポイントとして登録されている地点。水色のマーカーが読み込んだウェイポイント地点になります。

ウェイポイント情報の利用には以下の注意が必要です。

  • ウェイポイント情報の表示/利用に際しては、トラック情報が読み込まれている必要があります。トラック情報がない場合、地図画面の呼び出しや、ポイントの生成が動作しないケースがあります。
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1. ウェイポイントの読み込みと表示

計画を表示し、編集状態としてから、GPXボタンで地図画面を表示します。

編集状態としてからGPXボタンから地図画面を表示する

計画画面で編集状態としないまま地図画面に遷移しても、トラックの読み込みやウェイポイントの読み込みは行なえません。またポイントのマーカーアイコンから表示される地図画面は、そのポイントの編集となるため、ルート全体に及ぶトラックやウェイポイントの編集作業は行なえません。ウェイポイントの編集は、計画を編集状態とし、GPXボタンから表示される地図画面で行ってください

編集状態で地図画面が表示します。Version2.3以前からあるトラックの編集ボタンに加え、ウェイポイントに関する編集ボタンが表示されます。



画面左端にあるウェイポイントの読み込みボタンをタップし、GPXファイルのロードを行います。

GPXファイルはトラック情報、ルート情報、ウェイポイント情報を持つことができます。ウェイポイントの読み込みボタンからは、指定されたGPXに含まれるウェイポイント情報のみを読み込ます。同様にトラック情報の読み込みボタンからは、GPXファイルに含まれるトラック情報のみがロードされます。単一のGPXファイルにトラック情報とウェイポイント情報の2種類が含まれる場合でも、別々の読み込みボタンからロードする必要があります。


選択されたGPXにウェイポイントが含まれる場合、表示するマーカーの色の選択画面が表示されます。


ここでは水色を選択してみます。


GPXに含まれるウェイポイントが、選択した色で表示されます。マーカーをタップするとそのウェイポイントの名称(nameタグの内容)が表示されます。



トラックは一つの計画ファイルに一つしか読み込めません。すでにトラックが読み込まれている状態で、別のトラックファイルを読み込む動作を行った場合、後に読み込んだトラック情報のみ有効となり、画面上で表示されます。

ウェイポイントの場合、トラックとは動作が異なり、複数回の読み込みが行えます。例えばA.GPXというウェイポイントファイルを読み込み水色のマーカーで表示した後、B.GPXというウェイポイントファイルを読み込み、それを緑色のマーカーで表示することが可能です。表示に用いるマーカーの色は、読み込む度に設定できるため、種類別、目的別にGPXファイルを用意し、異なる色で表示することができます。




1回目に水色マーカーでウェイポイントを読み込んだ後、緑色マーカーで2回目のウェイポイント読み込みを行った状態。

読み込んだウェイポイントはGPXの地図画面だけでなく、各ポイントの地点の地図画面でも表示されます。また画面右上のPOI情報のON/OFFボタン(○△□ボタン)でウェイポイントの表示ON/OFFを操作する事ができます。



2. ウェイポイントから計画ポイントの生成


編集状態で地図画面が表示されている時、ウェイポイントをユーザーポイントとして計画に追加することができます。ウェイポイントのマーカーをタップすると、そのポイントの情報ウィンドウが表示されます。その情報ウィンドウをタップすると、ポイントとして追加するかのダイアログが表示されます。


OKをタップすると計画ファイルにポイントとして追加されます。地図画面ではわかりにくいですが、計画画面を表示すると、先程タップした場所がポイントとして追加されています。




ウェイポイント一覧のGPXファイルを用意することで、より必要な場所のポイントの洗い出し、ポイントとしての追加ができるようになります。







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